【淫らに揺れる官能日記】17歳、夜が明けるまで

決意の夜

「……ほんとに、いいの?」
彼の部屋。
17歳の誕生日を迎えたあたしは、初めて自分から彼を誘った。
「うん」
「……無理しなくていい」
「無理じゃない」
彼の目をじっと見つめて、言った。
「……そっか」
彼が、ゆっくりとあたしの手を握る。
あたしの心臓は、今にも爆発しそうなくらい高鳴っていた。
でも、怖くなかった。
だって、彼が隣にいるから。
「……キスして?」
そう言うと、彼がそっとあたしの唇に触れた。
それは、いつもより深くて、熱を帯びたキスだった。

痛みと快楽の狭間で

「……脱がせるよ」
彼の指が、あたしのワンピースの肩紐に触れる。
「……うん」
そっと布が滑り落ちる。
「……かわいい」
そんなこと言われたら、恥ずかしくて、顔が熱くなる。
「やだ、見ないで……」
「やだ、見たい」
くすっと笑って、彼があたしをベッドに押し倒す。
「……少しずつ、慣らすから」 彼の手が、あたしの肌をなぞる。
「ん……っ」 くすぐったいような、でも気持ちいいような、不思議な感覚。
そして
「……いくよ」
「……うん」 彼の熱が、ゆっくりとあたしの中に入り込んでくる。
「っ……!!」
思わず体が強張る。
「……ごめん、痛い?」
「……ちょっとだけ」
「ゆっくりにする」
そう言いながら、彼の手があたしの髪を優しく撫でる。
その温もりが、あたしの恐怖を少しずつ溶かしていく。
「……大丈夫」
彼の腕にしがみつきながら、そう呟いた。
痛みの奥に、じわじわと快楽が混ざり始める。
「……好き」
「俺も……っ」
彼の動きが深くなるたびに、あたしは彼に溶かされていく。

「ふたりの朝」

朝。
彼の腕の中で、目を覚ました。
「……起きた?」
彼が、あたしの髪を撫でながら囁く。
「……うん」
少しだけ体がだるい。
でも、それが愛おしく感じる。
「……なんか、不思議な感じ」
「なにが?」
「昨日までのあたしと、今のあたし……違う気がする」
「……俺も」 彼が、ぎゅっとあたしを抱きしめる。
「もう、お前のこと離せない」
「……うん、あたしも」
ふたりで、静かに朝を迎えた。
もう、何も怖くない。

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