【快楽に狂う官能日記】19才、トリプルオルガに溺れて

開封の儀

夜。部屋の静寂を破るように、インターホンが鳴った。

心臓がドクンと跳ねる。

分かっている。届いたのだ。

私は深呼吸し、玄関へ向かう。ドアを開けると、そこには小さなダンボール箱。何気ない荷物のはずなのに、指先がじんわりと熱を持つ。

「……来ちゃった」

呟く声が震えていた。

部屋に戻り、慎重に箱を開ける。梱包材をどかすと、そこに現れたのは艶やかなボディ。滑らかな曲線、絶妙なフォルム。指でそっと撫でると、冷たいシリコンが心地よく肌に馴染む。

『トリプルオルガ』

説明書を開く。

――「未体験の快楽へようこそ」

その一文を読んだ瞬間、喉が鳴った。

まるで、扉の向こうに未知の世界が待っているような感覚。

私はベッドへと腰掛け、静かに唇を噛んだ。

本当に、使うの……?

期待と羞恥が入り混じる中、私はそっとスイッチに指を伸ばした。

未知なる快楽の夜が、今始まる――。

震える予感

スイッチを押した瞬間、手のひらの中でそれは静かに震えた。

「……っ」

思わず息を呑む。

想像していたよりも繊細で、けれど確かに強く響く振動。指先がびりびりと痺れるような感覚に、喉の奥がじんと熱を帯びた。

(これが……トリプルオルガ……?)

説明書を読み返しながら、恐る恐るモードを切り替える。

ブゥゥ……ン……

静かな部屋に、小さくも確かな震えが響いた。強さが増し、手に持つだけで下腹の奥がじんわりと熱くなる。

「……すご……」

言葉にならない。

ただの機械。たかが道具。

それなのに、たったこれだけで身体の奥にぞくりとした波が広がっていく。

私はゆっくりとベッドに背を預け、深く息を吐いた。

これを、自分の中に……?

想像しただけで、喉が渇いたように感じる。

指先が震えた。

でも――もう、止まれない。

そっと、下着に手をかけた。

扉の向こうへ、一歩踏み出すように――。

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