【背徳に堕ちる官能日記】19才、トリプルオルガの誘惑

扉の向こうへ

スイッチを入れると、指先に伝わる振動が変わった。

クリトリス、Gスポット、ポルチオ。
3点を同時に攻めるという、その触れ込み。

「……こんなの……っ」

本当に耐えられるのか。

慎重に身体を沈め、ゆっくりと当ててみる。

――ビクッ

「……んっ……!」

予想以上の感触に、思わず背中が跳ねる。

ただの振動じゃない。

クリトリスにはリズミカルなタッピング、内部には絡みつくような震え、そして奥へと響く強い刺激。

まるで、本当に攻め立てられているような感覚。

「……っ……ダメ、これ……」

膝が震えた。

逃げ場のない快感が、一気に押し寄せてくる。

指では届かない奥に、まるで吸い込まれるように深く入っていく感覚。

彼の記憶が、一瞬でかき消された。

今、あたしを満たしているのは『トリプルオルガ』。

快楽の先に、何が待つのか。
扉の向こうにあるのは、未知の世界――。

果てなき波

「……っ、はぁ……っ……!」

熱い吐息が部屋の静寂を乱す。

逃げ場のない快感に、身体が勝手に跳ねた。

クリトリスには執拗なタッピング、Gスポットには波打つ刺激、ポルチオには深く響く震え。

すべてが同時に押し寄せ、理性を容赦なく飲み込んでいく。

「……やだ……っ、これ……」

指じゃ届かない、彼でも満たせなかった場所が、容赦なく攻め立てられる。

膝が震える。腰が勝手に揺れる。

これが、ひとりでする行為だなんて信じられない。

「っ……あ……っ!」

快感が、止まらない。

波のように押し寄せ、ひとつ超えたと思ったら次が来る。果てる瞬間すら与えてくれない。

「もう……っ、無理……っ……!」

深く沈む瞬間、頭が真っ白になった。

痙攣する身体。びくびくと跳ねる腰。意識が遠のくほどの絶頂。

彼じゃない。
これは、彼以上の快楽――。

あたしは、自分の中に満ちる甘い痺れを抱きしめながら、ただ震えていた。

壊れたあたし

また、ひとりで果てた。

今までのどんな夜よりも、深く、甘く、激しい夜だった。

指じゃ届かない場所、彼ですら満たせなかった奥。
そこに『トリプルオルガ』は、容赦なく触れてきた。

クリトリスのタッピング。Gスポットの波打つ刺激。
そして、ポルチオを貫く振動。

すべてが同時に押し寄せ、あたしを壊していった。

「もう無理……」と呟いたはずなのに、
気づけばスイッチを切れずに、何度も同じ波に飲まれた。

終わった今も、身体の奥に余韻が残っている。
ふとした瞬間に震える膝、じんじんと熱を持つ指先。

これは、一度きりの出来心……?

いや、違う。

これはきっと、始まり。

彼の記憶に溺れていたあたしは、ついに新しい何かに溺れた。
求めるものが、変わってしまった。

そして――

きっと、明日も。

「おやすみ、あたし」

あたしはスマホを伏せ、心地よい疲労と共に眠りについた。

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