【妄想官能物語】背徳の甘い罠 2-3 快楽の檻

第二話「快楽の扉」
第三章「快楽の檻」
シーツが軋む音が、耳の奥に響く。
翔の指先が、熱を帯びた私の肌をなぞるたび、そこから全身へと波紋のように快感が広がっていく。
「……っ、翔……」
名前を呼ぶ声が、知らない女のものみたいに甘く掠れる。
「由梨……やっと、お前に触れられる……」
彼の声も、どこか震えていた。
低く、優しく、それでいて熱を孕んだ囁きが、私の心の奥深くまで染み込んでいく。
指が、ゆっくりと太腿を撫で上げる。
彼の唇が、鎖骨から胸元へと降りてくる。
熱く、湿った舌が、ゆっくりと肌をなぞるたびに、腰が甘く痺れていく。
「やっ……あっ……」
胸の先端を舌で転がされると、電流が走ったように背中が跳ねた。
「すごい……敏感だな……」
彼の指が、ゆっくりと下着の隙間を滑っていく。
「……もう、こんなに濡れてるんだな。」
耳元で囁かれると、恥ずかしさと快感が混ざり合い、思わず顔を背けた。
「やだ……そんなこと、言わないで……っ」
「じゃあ、確かめるなよ。」
彼の指が、ゆっくりと奥へと入り込む。
「――っ……!」
びくんと身体が跳ねた。
「すごい……きついな……」
彼の指が奥を探るたび、膝が震える。
「……はぁ、あっ……!」
「可愛いな……全部、俺に預けろ。」
唇を重ねながら、彼はゆっくりと私の中をかき混ぜていく。
「翔……もう……やだ……」
「ダメだよ、逃がさない。」
彼の指が抜けたかと思うと、今度は先端が私の入り口をなぞる。
「ほら……お前の身体が、俺を待ってる。」
「そんなこと……っ……」
言いかけた言葉は、次の瞬間、翔の熱が私の奥へと押し入ったことで、かき消された。
「――っ……!」
爪が、彼の肩に食い込む。
「……きついな……」
翔が低く唸る。
「ゆっくり、動くから……」
彼がゆっくりと動き始めるたび、奥を擦られる感覚に、理性が霞んでいく。
「やっ……深……い……っ」
快感に痺れながら、私はただ翔にしがみつくことしかできなかった。
「……気持ちいい?」
「……やだ……そんなこと……っ」
「ほら、ちゃんと言えよ。」
彼が奥を深く突くたび、甘い声が勝手に零れる。
「……ぁっ……や……気持ち、いい……っ……!」
「……可愛いな。」
唇を奪われながら、ひたすらに求められる。
快楽の檻に閉じ込められ、私はもう翔なしではいられなくなっていた。
➡️ 次章『快楽の扉-快楽の檻』
⬅️ 前章『快楽の扉-禁断の熱』
🏠小説TOP『求める罪…それでも私は堕ちていく』
この記事へのコメントはありません。